2007年 4月28日

『釜の越桜』


災い転じて福と成す

4月28日は、今シーズン最大のテーマの『西俣の峰〜頼母木山』にチャレンジのはずだった。
しかし、突如天気予報は、曇り雨になった。当然リスクヘッジで中止に・・・・(25日も中止)
朝起きて、雨雲と天気図をチェックすると、山形置賜地方は曇りどまりの様子だ。
『置賜さくら回廊』は満開のはずだ・・・・



『紅白の花咲く桜』

8時新潟市を出発、連休初日のため車は多い。
新新バイパスから高速で、中条まで行く。通勤割引で半額250円。
国道7号から右折し113号へ、途中発見した↑桜は、なんと一本の木に紅白の花が咲いている。

山形県に入り小国町を過ぎ、長井市に入り、置賜総合病院を過ぎたら左折する。
置賜さくら回廊のはじまりです。


『伊佐沢の久保桜』

県道?248号線を北に進みます、最上川の支流の松川を渡り左の田んぼの中に『かすみ桜』が見えてきます。
あれ〜まだ咲いていない・・・・・
そのまま進み、県道166号線へ左折したとこらが、『久保桜』です。
ここは満開です、周りにもたくさん桜があります。







隣は学校 根回り 9メートル
まわりも満開

大正13年指定の国の天然記念物:品種エドヒガン
延暦16年、征夷大将軍『坂上田村麻呂』が蝦夷征討の折に、『お玉』の墓に手植えした、との記録から、樹齢1200年。
樹高:16m、枝の広がり40アール、枝ぶり北:12.1m、南:7.1m、東12.3m、西9.9m


『川窪大黒舞』


久保桜をあとに、次は『最上川堤防千本桜』
大正4年、大正天皇御即位大典の記念に最上川両岸の長井大橋〜長井橋間約2kmに植えられた『ソメイヨシノ』です。
それとは知らずに、パチリパチリ。帰ってきてから知りました。

最上川右岸をすすみ、国道287号線を右へ折れ『殿入桜』へ向かいました。



『殿入桜』

文政12年(西暦1829年)米沢藩主斉定が下長井方面巡視のおり、ここに立ち寄られたとの言い伝えあり。
品種:エドヒガン、樹齢約680年、樹高16m、周囲約6.6m


幹も味わいがあります


天気もだんだん良くなってきています。
福島のシダレザクラと違って、エドヒガンは男性的な感じがし迫力があります。



枝垂れ桜も満開

思いのほか、人がいません。満開のせいもありますが、『殿入桜』は見ごたえがあります。
昭和の初期、地元の茶屋が店をだし、他村からも夜桜見物が訪れた全盛時代があったことも納得できます。



『原の枝垂れ桜』
品種:エドヒガン系シダレザクラ、樹齢約500年、周囲約5m、樹高28mと巨大です。

国道287号線を左折して最上川を渡り『薬師桜』へショートカット。



『薬師桜』
品種:エドヒガン、樹齢1200年、周囲8m
樹肌のこぶとねじれた幹は大迫力です。この桜にも『坂上田村麻呂の伝説』があります。
征夷の戦いに人の世の哀れを感じた将軍が夜な夜な吹き続ける笛の調べに引き寄せられた美しい娘が
やがて将軍の子を宿す。娘は近くの沼に住む大蛇であり月満ちて黄金の太刀を産むが、
将軍は誤ってその黄金の太刀で大蛇を切り殺してしまった。その娘を哀れんで将軍が手植えしたのがこの薬師桜と言う。
ちょっと難解ですが・・・・
この幹&根が大迫力です 小粒の花も美しいです
次はすぐ近くの『釜の越桜』へ向かいます。


『釜の越桜』


品種:エドヒガン、樹齢約800年、樹高約20m、周囲約6m
釜の越は地名です。樹下にある3個の巨石は、八幡太郎義家が西片の三麺峰に居陣したおり、
この石でかまどを築き兵糧を炊いたとの伝説があるそうです。地名の釜はこの伝説にかかわりがあると思われている。
この石に炒り豆をあげて拝むと歯が強くなると言われている。(やってくらばよかった・・・)

春爛漫です (正面奥:勝弥桜、右奥:釜の越桜) 大迫力
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釜の越桜は巨大です。北側にある『勝弥桜』は樹齢70年でこの桜の子。




『白兎のしだれ桜』


日本三十三枝垂桜、樹齢120〜140年、樹高16m、根回り4.7m

狛犬ならぬ狛兎? 幹は歴史を感じさせます







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品種:エドヒガン、樹齢1200年、樹高18.8m、根回り10.91m
枝の広がり:1反歩(991.74平方M)、枝ぶり北11.2m、南10.8m、東11.2m、西13.8m
平成17年7月14日に『天然記念物』に指定されました。
長井市草岡の個人所有とは驚きです。

残念なことに、ウソに花芽をほとんど食べられてしまいました。


今日は、災い転じて福としました。

各地で、郷土伝統芸能が披露されたようです。
次回は、さらに事前情報を完璧に収集したいと思います。


『置賜さくら回廊』ありがとう


なお、置賜さくら回廊観光推進会議のパンフレットから引用をさせていただきました。


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