乗鞍岳  3,026m  Norikura  2010年8月10日(火)

『 5:03 ご来光 』

『乗鞍岳』の標高は3,000mを越えています、日本に20以上ある1万尺を越える山の一つです。
今までに、『槍ヶ岳から穂高岳までの8つのピーク』、『立山の3つのピーク』、『白根三山』、『仙丈ヶ岳』と登ってきました。
それらに比べると『乗鞍岳』の登り始めの標高は、2,700mを越えていますので、お気楽?

そうです、お天気が良ければお気楽登山になります。しかし、天候悪化となれば、3,000m峰が牙をむきます。
装備は万全に・・・それでも直ぐ撤退?


『善五郎の滝』

前日は『くもり&雨』の生憎の天気でしたが、乗鞍高原を散策しました。
朝起きて雨が降っていたら延期と決めていましたが、満天の星空に天の川・・・・

3時40分発の『ご来光バス』で『畳平』に向かいました。



4:30 肩の小屋口で下車。

バスは畳平手前の県境ゲートまで行きます。迷いましたが、雪渓ルートも登って見たかったので手前で降りました。
ご来光だけならば、県境ゲートのほうが良いです、肩の小屋からはご来光が峰の蔭になります。
しかたなく畳平の方にだいぶ戻って(摩利支天分岐)ご来光を迎えました。

『槍ヶ岳 〜 穂高岳』 オンタデ (御嶽山のタデの意) 『不消池』
『剣ヶ峰』に当たるモルゲンロート




『ご来光ショー』を堪能し、再び肩の小屋へ向かいます。
さっきまでモルゲンロートに染まっていた山頂にガスがかかってきました。







ヨツバシオガマ トウヤクリンドウ イワギキョウ
チングルマ


5:33

肩の小屋から先は、本格的?な登山道です。
観光客も上がってくるようですが、捻挫防止のため、最低限トレッキングシューズを履きましょう。

岩ガレ登山道 『雲海』 魔利支天岳コロナ観測所

『乗鞍岳』は、一塊と捉えられる山々の総称のことで、『剣ヶ峰』が最高峰になります。
『魔利支天岳』もその一つです、『大日岳』、『魔王岳』、『恵比寿岳』、『大黒岳』、『高天ヶ原』など信仰?に基づくものや
『朝日岳』、『富士見岳』、『里見岳』、『屏風岳』などがあります。


『槍ヶ岳、穂高岳(奥穂・前穂)、常念岳』

↑右下から登ってきて、左の肩の小屋から車道?(登山道)を戻って、ご来光を見、再び肩の小屋から剣ヶ峰を目指した。


イワギキョウ
山頂小屋


『スペクタクル』

山頂近辺だけ雲(ガス)が架かっており、吹き付けるミストシャワー状態で、寒いくらいでした。
小さな虹?なのか、山頂自体のブロッケンなのか、半円丈に濃くなったり薄くなったりしており、幻想的でした。

虹の根元には宝物がある? 6:27 山頂 ブロッケン

山頂には二つの祠が表裏であります。
長野県側が『乗鞍神社』、岐阜県側が『本宮神社奥宮』だそうです。

戻ります
どんどん雲が広がります ボッカ 30kgくらいとのこと ザレ場にコマクサがあるのですが・・・
7:29 剣ヶ峰口

『宇宙線観測所=肩の小屋の上』 と 『畳平』の間は車用道路?があり、登山道を兼ねています。
思いのほか両脇にはさまざまな高山植物があり、目を楽しませてくれます。

ミヤマダイコンソウ タカネイブキボウフウ? アキノキリンソウ






ヨツバシオガマ オンタデ コマクサ



『高山植物の女王』

思いのほか、いろいろな高山植物があります。
登山道からちょっと離れた斜面に、コマクサが転々とあることに気が付きました。

5人家族 (親父の背に赤ちゃん)
イワカガミ チングルマ ミツバオーレン
8:29 分岐



『お花畑周回コース』

『乗鞍岳』は標高2,700m以上の表面積が、他の3,000m峰と違い、広大だと思います。
また鞍部とピークも多いため、箱庭的にいろいろな環境が作られ、多くの種類の高山植物を見ることができる。
コマクサがあるかと思えば、ウメバチソウがあり、なんとイワカガミもある。この取り合わせは想定外でした。






ウサギギク イワギキョウ&ウメバチソウ
チングルマ 『畳平バスセンター』 シラネセンキュウ



『コバイケイソウ』

9:10 畳平を離れる
肩の小屋口バス停


山頂からの大展望は、『お預け』となりましたが、
ご来光に始まり、山頂スペクタクル、美しい高山植物、幻想的な景色と、
短時間で、幾多の感動をもらいました。


ありがとう、乗鞍岳、また来るよ。


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