2007年 6月29日(金)
飯豊連峰縦走
御西小屋 〜 飯豊本山 〜 ダイグラ尾根 〜 飯豊山荘 (予定)


外は『暴風雨』・・・

ここまで、ほぼ計画通りに進んできました。
念願の『石転び大雪渓』、『新緑&残雪』、『お花畑』と揃い踏みです。
これが飯豊にはまっていく理由でしょう。

しかし、世の中いいことだけとは限らない・・・・

雅はドンピシャトレッキングを狙い、計画を立てます。当然出来る限りいろいろな情報を収集します。
各種の登山ガイドは全て目をとおします。インターネットも活用します。口コミも重要です。
そして実際の行動には天候を一番重視します。雨の登山は基本的には回避します。

今回も出発当日の朝(27日4時)確認しました。毎日天気予報をみて、その流れは把握しています。
仕事がら天気情報を5年間ずっと見ていたこともあります。会社では『気象予報士』と呼ばれています。しかし所詮は『シロート』です。
今回は反省しています。縦走登山中に気象情報を確認すべきでした。ただ自分ではラジオを携帯していませんでした。
縦走二日が経過し、明日下山ということでリーダーがラジオで確認すると『大雨、雷・・・・』え・・・・


ここで最大のミスに気づきました。今回、軽量化を考えている過程でザックの選択を迷いました。
弁当忘れても雨具忘れるなと言われるくらい雨具は登山に欠かせません。今回雅のザックには雨具が入っていませんでした・・・。
いつもザックに入れているので今回も当然はいっていると思っていました、しかしいつもと違うザックです・・・・
最大の反省事項です。

二日目の夜、今後の行動について検討しました。
当初計画は、明日ダイグラ尾根下山です。しかし雅にとってはまる1日はかかるコースです。
天気予報では、明日昼前後に低気圧が通過し、大雨・雷警報が出ました。当然下山は見合わせるべきです。
しかし天候によっては、本山小屋までの移動は必要かもしれません。しかし雨具がない中では、典型的な遭難パターンです。

今回は3人です、下山が遅れれば支障をきたすことがあるかもしれません・・・
家族に停滞の連絡も必要でしょう。
御西小屋ではムーバがつながりました。(フォーマとAUはつながりません)




三日目の行動自粛を決めましたが、天候によっては行動をすることも必要です。

まず朝の天候で判断します。
天気予報は三日目の昼前後に低気圧通過。大荒れの予報です。朝、雨が降っていなければ本山小屋への移動を考えます。
しかし、ここでリスクを総点検してみました。

リスク@天候悪化が激しく行動不能。
リスクAダイグラ尾根を下った後、桧山沢のつり橋が流されていた場合。
(去年流されて、新しくしたばかりですが・・・)

@については、停滞以外の選択肢はありません。どの程度の悪化で自粛するかは判断します。
Aについて情報収集を始めました。いろいろ考えましたが、結局『飯豊山荘』に電話で確認することにしました。
しかし、よくよく考えると、橋が流される可能性を検討しても、絶対流されない保証はありません。
天候が回復しても、相当の雨が降った後は1日後に流されるかもしれません。よって、ダイグラ尾根の下山は、選択肢から排除しました。

車2台は飯豊山荘前です。となれば、梶川尾根か丸森尾根を下るしかありません。


三日目の夜明け前から、激しい雨と風になりました。リーダーのラジオで天気予報が聴けましたので、三日目は1日停滞が確定しました。
時間はたっぷりできました。二日間の行動で疲れていた体にはいい休養になりました。外は予報どおり昼を挟み暴風雨状態でした。


時間もありますので、登山地図から下山ルートの行程表を書き出しすべての選択肢を検討することにしました。

四日目の予報は、午前中雨、午後から曇りです。
雅の雨具の問題はリーダーとH氏がツェルトを持っているので雅の雨具の問題は解決しました

天候しだいで小雨の行動も選択に入れます。朝から行動できなければ当日中には下山できません。
天候次第では午後の行動になり、梅花皮小屋での4泊目の可能性が高くなります。
また朝から行動しても体力的に1日で御西小屋から北股岳を越えて梶川尾根で下山できるかわかりません。
これまた梅花皮か門内小屋での、もう一泊の可能性が高いです・・・・・

ということで、食料チェック


停滞二日を想定した食料振り分け
(四日目朝昼晩、五日目朝昼)

登山地図を見ると『川入下山』の可能性もあるかもしれないと思い、検討を開始しました。
御西小屋からの総時間は、梶川尾根下山が11時間10分、川入下山は10時間です。

1.『梶川尾根下山』は
@朝出発し順調なら当日(4日目)下山、もしくは翌日(5日目)下山。
A昼過ぎ出発の場合は梅花皮小屋泊まりの5日目下山が確定します。

2.『川入下山』はどうでしょうか、
@朝出発当日下山は出来そうです。体力が持たなければ、本山・切合・三国小屋とどこでも泊まれます。
A昼出発でも三つの小屋があるので安心です。あとは川入からの交通手段の検討です。

雅は思いつきました。
磐越西線で新潟へ戻り、再び車で飯豊山荘に向かうルートがあることを。
H氏の奥様に電話で電車時間を調べてもらい、17時過ぎに新潟へ向かう電車があることが確認できました。
これで決まりです。明日は、天候と体力・体調を考慮して、安全最優先で『川入』へ下る。


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